はじめまして。
社会保険労務士のオカタツと申します。
「内部疾患と障害年金」をメインテーマとして、ブログに初挑戦します。
「障害年金」についての話といっても、肢体の障害や精神の障害、その他
諸々の障害の状態がある中で、何故に「内部疾患」なのか?といいますと、
二つの理由があります。
まず一つ目の理由は、障害年金の認定基準に内部疾患(内臓系疾患)が
含まれているという事実が案外知られていない、ということで、より多くの
皆さんに認知していただきたいと思ったからです。
直接患者さんと接する機会の多い医療関係者の皆さんでさえ、そのことを
ご存知でない方がまだ多いようですし、「そんなこと知ってるよ!」と
おっしゃる方の中には、「身体障害者手帳」の制度と混同している方も
いらっしゃるようなのです。
かく言う私も、病院検査室で15年間、臨床検査技師として医療の現場に
携わってまいりましたが、当時は「内部疾患と障害年金」はおろか、年金
制度そのものについて全く知識も興味もなかった、というのが実情でした。
(年金に注目が集まった昨今では、以前と状況が異なるとは思いますが)
そしてもう一つの理由は、内部疾患の障害認定において、様々な臨床検査の
成績の解釈が必要となるので、社会保険労務士としての年金制度の知識に
加えて、検査技師としての医学的な知識を活かすことができるからです。
(実際は、フルに知恵を絞っても年金&医療のすべてのことが分かるという
わけではなく、“一般の方に比べたら…”という程度かも知れませんが)
以上のような理由で、「内部疾患と障害年金」をテーマとしたブログを
始めることにしました。
次回以降、障害年金の制度についても徐々に触れていくつもりですし、
まだまだ少ない件数ではありますが、内部疾患を中心とした障害年金の
相談事例についても、随時ご紹介していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお付き合いください。 m(_ _)m
2005年08月11日
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ハートプラスのBBSを拝見し、こちらに伺いました。
とても関心のあるブログなので、読ませていただきました。
臨床検査技師さんと社会保険労務士さんというダブルライセンス
もすごいですね! 是非いろいろ教えていただきたいです。
私は慢性腎不全・保存期(まだ透析はしていない)ですが、
私のサイトでも、保存期の「手帳と年金」について触れています。
お役に立てる内容はないかもしれませんが、参考までに (^^ゞ
このブログに関心をお持ちいただき、ありがとうございます。<(_ _)>
先ほどnatsukiさんのサイトを訪問させていただきましたが、「J業界系」の業界用語の基礎知識は、中身がある程度分かるだけに、非常に興味深かった(面白かった)です。
このブログでも、ゆくゆくは障害認定基準についても触れていく予定ですが、果たして腎疾患についての認定基準に辿り着くのは、いつになりますやら…。どうか長い目で見守ってください。(^^ゞ
このブログも立ち上げたばかりの駆け出しですから、とにかく記事を少しでも増やそうと悪戦苦闘しているところです。
今後ともよろしくお願いいたします。
by オカタツ
興味ある表題だったので寄ってみました☆
私は肝移植を受けましたが入院中、腎移植の知り合いがたくさんできました。
彼らは透析時から障害者認定されていて、移植後元気になってもそれは続いているので、障害者雇用でいい会社に就職はできるわ、いろんな割引き制度はあるわで、内部障害認定されていない肝移植者の私から見ればうらやましい限りです。それに比べて肝移植者は医療費もきっちり3割負担で、移植後の薬が高額なので毎月高額医療適用になるくらいです。
それなのに、バイトですらとってもらえなかったり、体調は腎移植者の友達よりも悪くなかなか落ち着かなかったりで、踏んだり蹴ったりです。
この格差、なんとかならないもんでしょうか?
★移植体験談書いてます★
「今日、生きているという奇跡」
http://plaza.rakuten.co.jp/fuko97/
コメントが遅くなりまして申し訳ありません。<(_ _)>
恥ずかしながら、臓器移植を受けられた方からのご相談自体が初めてなので、直接的なお答えになるかは分かりませんが、障害年金の認定基準を一部抜粋してご回答とさせていただきます。
【臓器移植の取り扱い】(「その他の疾患による障害」の認定基準より)
『臓器移植を受けたものに係る障害認定に当たっては、術後の症状、治療経過及び検査成績等を十分に考慮して総合的に認定します。』とあります。
また、「腎疾患による障害」の認定基準では、
『腎臓移植を受けたものに係る障害の認定は、「その他の疾患による障害」の認定基準により認定します。』とあります。
しかしながら、「肝疾患による障害」の認定基準には、腎疾患の場合のような移植に関する記載がありません。
腎臓移植の症例数に比べれば絶対数は少ないながらも、肝移植の症例数は増えているようですから、医学の進歩に対しての制度の遅れを意味しているのかも知れません。
しかし残念ながら、実際にどのように移植に関する認定基準が運用されているのか、私自身が詳細についての情報(知識)を持っていないのが実状です。(^^ゞ
以上、あまり参考にはならなかったかも知れませんが、どうかご勘弁ください。
by オカタツ
障害年金につきましては、当ブログ「第4節 肝疾患による障害」にありますように、肝硬変症まで進行していることが基本的な条件になります。
また、自己免疫性肝炎は特定疾患に指定されていますので、詳細については以下のサイトでご確認ください。
http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/045_i.htm
なお、個別メール相談は行っておりませんので、ご了承ください。
by オカタツ